殿方にも人気なトリュフチョコレート、でもトリュフってホントはキノコ?
そうです。チョコトリュフのトリュフ(仏語で「truffe」)はもともとキノコの子嚢菌(しのうきん)類セイヨウショウロ目の一種で、独特の芳香を放つことからフランス料理や最近ではイタリア料理にもよく用いられます。トリュフはキャビアやフォアグラと並ぶ世界三大珍味のひとつにも挙げられる高級食材で、もともと楢(なら)や樫の木の多い森林に自生しています。同じトリュフという名前でもチョコレートのトリュフは、このトリュフそのものが入っている〜だから美味しい、だから高級で珍しいということではなく〜ただ形がトリュフに似ていることから名付けられたのですが、今のような時代だと案外ホントにトリュフが入ってるチョコレートもあるかもしれませんので、うっかりしたことは言えませんが・・。その辺の事情はともかく、チョコトリュフは今や高級チョコレートの代表格のひとつとして女性はもちろん、男性にも広く知られています。会社の上司や目上の方へバレンタインでプレゼントするならチョコトリュフが大人っぽくていいかもですね。
買えばひと粒数百円のトリュフ、だったら手作りしちゃいましょ。
チョコトリュフを手作りするには。。チョコレートの専門家の方から見れば無茶苦茶だとは思うのですが、チョコトリュフって要するに口当たりが柔らかでコクのある半生チョコレートってイメージですよね。とっても乱暴なのは承知の上ですが・・ベースとなるチョコレートに生クリームやラム酒などを加えることでまろやかに柔らかくして、それをくるくるっと丸めて最終的にはココアパウダーやパウダーシュガーなどをまぶせばチョコトリュフもどきができるんじゃないかしらん。好みでオレンジピールやラムレーズン、アーモンドやクルミなどを刻んで入れて食感や香りを楽しんだり、あるいは仕上げにホワイトチョコレートなどをコーティングしたりすれば結構見栄えも美しいチョコトリュフのできあがりかなって気がします。お店で買うとそこそこお高いチョコトリュフだけど、こうして手作りすれば、経済的よね。最近人気の抹茶やきな粉を混ぜて和風テイストのチョコトリュフにしてもいいし、基本さえ抑えておけば、あとは自由に楽しめるスイーツだなって気がします。
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トリュフっぽいけど、トリュフよりももっとカンタン!チョコラムボール
チョコトリュフもいいけれど「チョコレートの溶かし具合とか難しそうだなぁ・・」と思ってる方にぜひオススメなのが、火を使わずにできる「チョコラムボール」。チョコラムボールはベースとなるカステラに細かく刻んだチョコレートとラムレーズン、生クリームなどを加えるだけで、ホントに簡単に出来ちゃいます。カステラの代わりにフィナンシェやマドレーヌなどの焼き菓子を使ってもいいですし、クルミやアーモンド、干しイチジクなど好きなドライフルーツを加えても美味しいチョコラムボールができあがりますよ。フードプロセッサーを使えばあっと言う間に出来ちゃうので、急なお客様のおもてなしにもぴったり。チョコラムボールの基本は材料をフードプロセッサーにかけ、それを丸くまとめてココアパウダーでまぶすだけ。コーヒー・紅茶はもちろん、ブランデーなどの洋酒のおつまみにもとっても合います。ちょっと試してみる価値ありませんか?